小さな目標から設定しよう
目標を設定する重要度を理解している方はあまり多くないかと思います。しかし、目標設定は仕事、人生を左右するほど大きなものと言えます。夢は大きければ大きいほど良いと言いますが、大きい夢というのはそれ相応のリスクが存在します。そのリスクを怖がるあまり目標が小さくなってしまい、結果として現状を変えることができずに悩んでいる方が多いです。人生単位で自分自身を成長させ、現状を変えていくための目標設定をしましょう。
人生を変えていく目標設定
自分を変えて本当になりたい姿へとなるためのプロセスは、理想の自分像のチェックリストを作ることと類似しています。小さな目標を設定し、それをクリアしていくことで理想の自分像への進捗度合を確認することができます。
目標を掲げる場合、まずは大きな目標を決めます。そして目標を到達するために必要な小さなマイルストーンを設定していきます。つまり、大きな目標に到達するための小さな目標を設定していくということです。この手順を踏んでいくことによって、最終目標までの具体的な道標が明確になっていきます。それでは以下の手順で実際に目標設定を始めてみましょう。
大きな目標の設定
大きな目標を設定する際に気をつけるべきポイントは2つあります。まず1つ目は、実現までに少しリスクがあるくらいの目標を掲げるということです。そして2つ目が、達成までに何年もかかかる長期的なもので、現状では達成し得ることがない目標にするということです。以上の2点を踏まえると、それを達成するために必要な中期の目標、短期の目標が見えてきます。大きな目標はこれからどこに向かって成長していくかの道標です。次にその目的地までたどり着く中継地点である小さな目標を設定していきます。
では、大きな目標を設定したあとに設定すべき、中継地点となる短期の目標を設定していきましょう。
小さな目標の設定
大きな目標を設定した後なので、短期の目標の設定は比較的簡単になっているはずです。短期の目標を設定する際に気をつけるべきポイントは、1週間程度で達成することが可能な目標であることです。そして、設定する際は「大きな目標を達成するまでに今週しておきたいこと、今週しなくてはいけないこと」を考えることです。目標達成に必要なスキルを高めるために必要とするジャンルの自己啓発本を1冊読む、今週から英会話教室へ参加する、などの具体的かつリアリティのある目標を設定しましょう。
短期の目標をコツコツと達成していくことによって大きな目標へと近づいていきます。つまり、大きな目標を達成するためには、小さな目標を掲げてそれを達成していくことがなにより確実な方法なのです。